ポエジーへの応答

パンデミックはファシズムへのショートカットである。仕掛けられた因果の連鎖に回収されてはならない。

終わりの見えない「危機」の最中で、文学の言葉が果たすべきこととは何かーー世界は詩である」という確信から「無血な力」を言葉に呼び込み、イデオロギー言説を迎撃する、抵抗主体としてのクリティークの記録。(主に2020年以降発表の作品を収録)
対談:野村喜和夫/藤原安紀子/宇野邦一