流離の時代 個人と家族、詩と小説、改革と伝統、文学と社会…… せめぎあう二つの世界をたえず往還し、昭和そして戦争、現在に至る自らの原風景を見つめた、書き下ろしを含むエッセイ集。「私の青春は、虚しくしかし充実していた」