みつばちの平和 他一篇

20世紀スイスロマンド文学を代表する女性作家アリス・リヴァ――告白体の軽快な「女性の文体」で〈女の生〉を赤裸々に綴った、時代に先駆けたフェミニズム小説の表題作と、名もなき者たちの沈黙に言葉を与える詩的散文『残された日々を指折り数えよ』の2篇を収録。本邦初訳。

エアスイミング

1920年代イギリス、精神異常の烙印を押され、収容施設に収監された二人の女。抑圧され心を病む人に手を差し伸べる劇文学の傑作。

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