早川書房での10年間の編集者生活 英米のエンターテインメント小説やノンフィクションを刊行し、出版界に新たな道を拓いた常盤新平が、体験を基に翻訳出版のあり方を問う、新発掘の傑作回想記。
銀座の小さな酒場で語れる、男と女のままならぬ人間模様。短篇の名手が残した力作、四半世紀を経て初書籍化。グラスの中の真実。
没後1年、未刊行エッセイ集・第3弾
「感じのいい喫茶店や酒場のある町は、いい町なのである。それはもう文化である。」旅の思い出とめぐりゆく季節の感懐
郊外の町、川べりの町、いくつもの「わが町」。会いたい人のいるまちへ
ささやかな街の話題、人物の消息、そして国際情勢のことなど。ニューヨークと雑誌「ニューヨーカー」を愛しつづけた著者が、独自の視点でコラムを読み解く。
望みはなるべくささやかなほうがいい
町を歩き、本と親しみ、コーヒーを味わう。81歳…… 老いとつき合う日々を綴る。