鳥たちのフランス文学 鳥はもはや〈人間にとって手が届きそうで届かない存在〉なのだろうか。 18世紀の自然誌から、デボルド゠ヴァルモール、ジョルジュ・サンド、バルザック、ヴェルヌ、ビュトール、プルースト、ルーセル、ブルトン、ボヌフォワ、マリー・ンディアイまで――18世紀から21世紀にいたるフランス文学の世界を飛び翔る鳥たちの姿を渉猟、精読する。 寄稿者中村英俊 岡部杏子 博多かおる 石橋正孝 福田桃子 新島進 前之園望 三枝大修 笠間直穂子