村上春樹とフィクショナルなもの 「地下鉄サリン事件」以降のメタファー物語論 芳川泰久 評論 「僕」はいま同時に二つの場所にいる―― 地下鉄サリン事件を起こした麻原彰晃へ、小説家としての「負い目」を感じる村上春樹―。『アンダーグラウンド』以降、どのようにこれを払拭するのか?『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』をメタファー物語論で読み解き、村上春樹の新たな挑戦と試みを差し出す画期的な論考。 判型 四六上製 定価 本体2,400円+税(税込2,640円) 刊行年月 2022年 ISBN 978-4-86488-241-5 関連ワード 芳川泰久 小説論 文学批評 村上春樹 物語論