たそ彼れの妖怪たち 水上 勉 小説 80余歳を過ぎつつ、在所(若狭)のことが気にかかる。古里の山河にいまもきっといるに違いない妖怪たち……。名作『雁の寺』(直木賞受賞)の時空へと回帰しつつ、己が身の巡礼歌をきく珠玉作『たそ彼れの妖怪たち』『青墓まで』『美濃のおいずる』を収録。 判型 四六上製 定価 本体2,300円+税 刊行年月 2003年5月 ISBN 4-901998-03-X 関連ワード 水上 勉