両吟集 爛柯

「連句は連想がもたらす時空の変化、イメージの変遷を言葉で定着しようとする試みである。」
現代連句出版の到達点。

令和二年コロナ・パンデミック
遠雷の街に潜める憂ひあり
 朱夏の渚に寄する高波

令和五年コロナほぼ終息
原色のラテン系ゆく冬の街
 カオスを蹴ってブーツ闊歩す