【遺稿エッセイ集 1】
歌人として、作家として、角川家の長女として生きてきた思いを綴ったエッセイを中心に、ノンフィクション作品や高校時代の作品も収録
【遺稿エッセイ集 2】
「短歌の解明を抜きにして日本人の心は捉えられない」。和歌・短歌、歌人について、御製についてのエッセイを収録
【遺稿エッセイ集 3】
土地の民話と季節が呼び起こしたさまざまな記憶。俳人や俳句への遥かなる思い。
本、雑誌、書店、出版社、そして人…… 失われゆく光景への愛惜とこれからのヒントが詰め込まれた、東京タワーと同じ年の著者の時代観察の記録。
個人と家族、詩と小説、改革と伝統、文学と社会…… せめぎあう二つの世界をたえず往還し、昭和そして戦争、現在に至る自らの原風景を見つめた、書き下ろしを含むエッセイ集。「私の青春は、虚しくしかし充実していた」
たまたま辿り着いた北緯66度の島、アイスランド。5年にわたったひとり旅の記録。ピュアでユニークな感性が織りなす、新しい時代のしあわせのかたち。
ひざポンの思想 鹿島流考えるレッスン
「原稿料で暮らすには」「本棚の並べ方ベスト1」などなど、奇説珍説を渉猟する、軽快な文化史エッセイ。「オール讀物」好評連載のグランドフィナーレ
詩人、文豪、画家、音楽家。猫を愛した作家たち
彼らはどんなところに暮らし、猫をどう描いたか。文学作品、美術作品に登場する猫を求めて、パリ1区から20区まで歩く道案内。パリ上級者のために、猫がご案内。
あざやかに輝いているからこそ、せつない
久世光彦が遺した未刊行のエッセイより、主に映像の仕事を通して知り合った人たちについて、および読書と少年時代の日々についての42篇を精選。
いまだから見える本のまばゆい光景 「いまという時代に生きているぼくもまた、昔の人が知らない本をよむことができるのだ。」書き下ろし6編を中心にしたエッセイ集。
少女漫画界の女神・萩尾望都があこがれ、求めるものたち。コミックファンばかりか、芸術や思想にも関心のある方にも待望されていた13年振りのエッセイ集
装画・ミヤケマイ
雑誌、新聞、公演プログラムに発表されたまま埋もれていたエッセイ42編を再発掘 よみがえる江戸の男の粋(すい)
池波正太郎没後20+1周年記念出版
遊ぶためには周到な準備が、相応のこだわりがいる―
60年代以降の文化シーンに立ち会い、下北沢のジャズバーレディ・ジェーンを拠点に、時代ごとに怒りも共感もエネルギーにしてき“反骨の遊び人”による、半世紀の証言。 序:池澤夏樹、推薦:リリー・フランキー、装画:黒田征太郎
歴史、そして文学や映画など芸術作品にみる「世界のおじ・おば大全」。親からでない斜めの文化継承があるからこそ、さまざまな人にチャンスが与えられて、世界が面白くなるのだ。堂々と年をとろう。
注目の歌人で作家の心に沁みこむエッセイ集。転校生だった少女時代から、短歌と出逢い、小説を書くまで。
単行本未収録の決定版遺稿集
銀幕のスターであるよりも「東京生まれの男」を貫いた最後の粋。「四季の味」「銀座百点」の連載ほか雑誌発表の随筆を収録。
女性詩人の最高峰が、古今東西有名無名の詩作品を手がかりに、みずからの生い立ちを顧みながら綴る随筆。散文による井坂ワールド。
時流に乗らないしたたかさ。世の中便利になったのにますます忙しくなったの感じる現代人に、怠けるヒントをお伝えします。装画も著者。
「虫の眼」で世界を眺める歓び。虫に魅せられたフランス文学者の、およそ10年ぶりのエッセイ集。装画も奥本大三郎。
鎌倉でめぐりあった三島、太宰、澁澤、中也、小津、黒澤。絵筆とめぐったパリ、ニューヨーク、モスクワ。月の満ち欠けに寄り添った文字と絵のスケッチ。人気のイラストレーターのエッセイ。図版多数。