左翼的偏見や右翼的独善からの解放 天皇制とは何か。国のあるべき姿とは何か。戦前と戦後の国家像を検証し、後世に受け継ぐべき理念を探る1500枚、ついに刊行!
女とマスコミがしっかりしていれば戦争は防げる!
この国の100年の激動を見てきたからこそ、言い残しておきたいこと。長年の交流を持つノンフィクション作家が丹念な取材で、いまなお創作活動を続ける画家の足跡をたどる、決定版評伝。
ジャーナリストが記録する農村と昭和の戦争
元NHKプロデューサーが、自身の家族と仕事で出会った「農村と戦争」を書き残す。満州へと旅立った最後の開拓団と開拓団を送り出した村。
国家権力と対峙してきた作家ならでは「表現の自由」への思い
『生きている兵隊』発禁から戦後まで。「英霊よ安かれなどというのは、愚者の言葉ではないだろうか」
荷風『断腸亭日乗』に記され、晶子がその死を悼んだ男とは?
文士ばかりでなく、芸術家や社会主義者も集った西洋料理店・カフェ「鴻乃巣」の生涯を追ったノンフィクション。
忘れえぬ山の作家、かく語りき 談論風発の12篇。対談・座談参加者:徳川夢声、辰野隆、岡田喜秋、今井通子、新田次郎ほか 解説:大森久雄
古書を入口に、百年前の日本へ思いを馳せる。
惜しまれつつも急逝した評伝作家が、歴史を読み、書くことの魅力をつづる単行本未収録エッセイ集。
遺された文化、守られた言葉 図書館蔵書と民間から買い上げた貴重本を、戦火から守った、旧都立日比谷図書館を中心とした人たちの記録。
気は優しくて力持ち 意外に知的でエレガント いまこそカバの恵みを!
世界一のかばグッズコレクター・ヒポミが、コレクションを初公開。【特別寄稿】池内 紀、堀江敏幸、井内岳志
なぜ、鉄道や団地、天皇制にこだわり続けるのか― 影なる存在に魅了された政治学者の基軸に迫る書評・時評集
戦争のさなかにあっても洒落た試み続けた抽象の先駆者は、ひとり「文明の旗」をなびかせていた。その「温和な革新者」の初の評伝。図版多数。読売文学賞受賞作品
NHK放送は、この男たちが作った。
2.26事件、太平洋戦争、GHQ占領下、テレビ放送開始…… 激動の時代をラジオ・テレビ放送の制作現場から見た昭和歌謡史
【お詫び】本書のカバーでの著者名表記が誤っておりました。「鐡」ではなく、正しくは「鐵」です。著者ご遺族をはじめ、読者の皆様にお詫び申し上げます。
「彼らは皆、狂っている」
激戦地・硫黄島から生還した「最も重要な捕虜」。アメリカ兵に託した一枚の写真。その写真の裏に記されたフランス語の真意とは? 新鋭の書き下ろしデビュー作
「美」は「政治」に呑み込まれていった。日本の画壇の二人の巨匠の戦中と戦後。近代日本が抱えこんだ「ねじれ」を読み解く。カラー口絵4頁。
「絶叫の歌人」が、残された日記や手紙、そして取材から、23歳で特攻に散った青年の気高き士魂に迫る。極限状況における人間の精神の在りようを歌人ならでは感性と熱意で探る力作。
チリメンジャコに混じった へんな生きもの=チリメンモンスターを紹介する初めて本。タツノオトシゴ、イボダイ、カワハギ、サバなどなど、図版とともに、遭遇率、主要棲息地などを網羅。
現代(いま)、知らないことの罪。くり返される罰。「子供の目」が見た大虐殺(ホロコースト)の悲劇。世界的な注目の書。原著ポーランド語版からの翻訳。
生来のユーモリストで繊細な観察者。在スペイン30年の画家による滋味掬すべきエッセイ。金井美恵子氏推薦!
太平洋戦争の激戦地から奇跡的に生還した軍医の戦後―
高齢化社会への予見、地域力の再生。医療の現場も戦場だ!
京の中央線沿線に住む井伏や太宰などの文士の交流の場として、戦前から戦後にかけ、30年以上も続けられた「阿佐ヶ谷会」をめぐる同時代の文章のほか、インタビューや解説、文献目録などを収録した、初めての資料集。