皇帝溥儀 銀河叢書 橘 外男 小説 壮絶な引揚体験と焦土の東京が幻視させた、夢想の大殿堂。 皇帝溥儀(ラスト・エンペラー)は二人いた? 元宮廷女官が発表した謎の手記をめぐり大胆な綺想を展開した未完長篇(表題作)はじめ、傀儡国家の盛衰に運命を翻弄された人々を描く作品集・満洲残影篇。 ■収録作皇帝溥儀 灯は国境の町に消え 東條元首相の横顔 大僧正と天使 明けゆく道 附・山下武「橘外男の満州物考察―「皇帝溥儀」を中心に」 判型 四六上製 定価 本体3,500円+税(税込3,850円) 刊行年月 2021年10月 ISBN 978-4-86488-226-2 関連ワード 橘 外男 直木賞 銀河叢書