判型 | 四六上製 |
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定価 | 本体4,800円+税 |
刊行年月 | 2020年10月 |
ISBN | 978-4-86488-207-1 |
片山廣子幻想翻訳集ケルティック・ファンタジー
銀河叢書
大正期、アイルランド文芸復興運動に日本から連帯した翻訳家・松村みね子=片山廣子。
芥川や鴎外が激賞した美しき夢想の徒による、野蛮かつ荘厳な、精霊が息づく世界。
17歳の三島由紀夫が熱狂した、ケルト綺譚「かなしき女王」、1世紀経て、初めて完全再録。
●目次
ケルト綺譚「かなしき女王」 マクラオド作
海豹
女王スカーアの笑い
最後の晩餐
髪あかきダフウト
魚と蠅の祝日
漁師
精
約束
琴
浅瀬に洗う女
剣のうた
かなしき女王
参考資料●初出誌版(かなしき女王/女王スカーアの笑ひ/一年の夢/海豹/琴
夏目漱石「幻影の盾」 現代語訳
印度風綺譚 ベイン作
闇の精
スリヤカンタ王の恋
青いろの疾風
アイルランド民話
河童のクウさん
主人と家来
鴉、鷲、鱒とお婆さん
ジェミイの冒険
「燈火節」より
北極星
大へび小へび
蝙蝠の歴史
燈火節
古い伝説
四つの市
ミケル祭の聖者
イエスとペテロ
アラン島
王の玄関
鷹の井戸
過去となったアイルランド文学
編者解説